ぶっこむ奴が一人勝ちする
ナデミタコの今があるのは、みんなのおかげです。今回は、みんなの中の、ある一人の後輩の話をします。
まだナデミタコが独身で、地元の東海地方で、農家をしていた時の話です。
彼は、ナデミタコの同郷の2歳後輩で、大きな体と優しい心を持つ青年でしたが、人生があまりうまくいっているようには見えませんでした。
「あなたは、なにがしたくて、何が欲しいの」
「周りを見返したい。大きなピックアップトラックで、キャンプに行きたい。憧れのアメリカに行ってみたい」
彼は、本当に困っていて、変わるために、なんでもする覚悟がありました。
- ピックアップトラック
- アメリカ
- 見返す
彼は、すべて達成しました。
ピックアップトラック
- 4万円ためて、ノートパソコンを買う
- 15万円ためて、デスクトップパソコンを組む
- 200万ためて、中古でいいのでピックアップトラックを買う
ナデミタコの言ってることって、ナデミタコ自身も理解できなかったりするんです。なんで車を買うのに、まずパソコン買わなきゃいけないのか。普通はそう思うんです。でも彼は、素直に言うことを聞いて、あきらめず行動しました。ちなみに、最初の4万円ためるまでに、約半年かかっています。そのあとは、かなりはやかったですね。大男にトラックは似合います。
アメリカ
彼も大男ですが、ナデミタコも大男です。身長が高いと、羨ましがられますが、服と靴って、日本在住の大男共通の悩みなんです。それもあって、ナデミタコは、数年に1度、アメリカに服と靴を買いに行くんです。自分の好きな服や靴のサイズがあるって、本当に嬉しいんですよ。行く場所は決まっていて、カンザスシティのみです。なぜなら、カンザスシティは、ナデミタコが青春を過ごした大切な場所で、故郷みたいなものだからです。買い物がメインですが、英気を養う意味もあります。空港でレンタカー借りて、1週間くらい広大なアメリカの空の下を走ると、すごく気分がいいんですね。そこに2回一緒に連れて行きました。
見返す
2回目のカンザス旅行の後、彼は英会話を習い始めたんです。1人でアメリカにぶっこむことを決意したんです。そして、一人でカンザスシティ行って、レンタカーして、彼にとっても特別な場所になったカンザスシティで、好きなように過ごしてきたんです。
アメリカにぶっこめる奴って、彼の周りに一人もいないんです。周りを見返すなんてレベルじゃなくて、抜きんでてしまったんです。そうすると、行動を本当に評価してくれる、新しい人間関係ができるんです。
アメリカに一人で行けるという揺るぎない自信を、彼はお金と時間で買ったんです。それは、一生涯にわたって、彼の原動力でありつづけると思います。