物持ちに惑わず

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物持ちは、金持ちではありません。なぜなら、金持ちとは、1円以上お金がある人のことだからです。

借金のある物持ちに、惑わされないでください。彼らは、1円もお金がありません。ですから、クレジット(信用)で、物やサービスを買っているんです。

 

経済とは、1対1の取引です。

物やサービスは、お金か、クレジットで買うことが出来ます。

 

お金は、その場限りの取引です。

 

クレジットは、未来のお金を、信用してもらっての取引で、完済するまで取引は終わりません。

 クレジットで買うと、債権者は、利回り分得をしますが、債務者は、利子で、実際の額より多くのお金を支払うので損をします。

借金って、債権者にとっては、資産です。債務者にとっては、負債です。

 

 

借金があるということは、未来の自由に使えるお金を、我慢し続けるということです。

しかも、金利分、上乗せした期間を、我慢し続けるんです。

 

金利って、すごく高いんです。なぜなら、未来は誰にも予測できないので、保険が掛けられているんです。どいういことかというと、債務不履行者の肩代りも含まれているんです。

 

債務不履行者って、自己破産したり、夜逃げしたり、事件を起こしたり、自殺したりするんです。

 

そんな人たちと、一括りのグループに入れられてしまうのが、クレジットで買うという取引なんです。

 

借金の肩代りなんて、親友や、親兄弟でも、普通は絶対しません。なのに、クレジットで買う人たちは、見ず知らずの人の、借金の肩代りはするんです。

 

経済のIQと、学歴や社会的地位って、あまり関係がありません。経済を知らなかったり、訳のわからない経済論、経済音痴しか周りにいない。家族が経済音痴であるなど、本人は、気がつかないんです。経済のIQが低い人は、いくら物があろうが、言ってること、やってることが、せこくて貧しいんです。

 

分割払いやリボ払いというのは、未来のお金を、利子をつけて、しかも債務不履行者になるリスクも背負って、物やサービスを買うんです。

 

それは、本当に差し出す未来のお金と責任に、釣り合う物やサービスでしょうか。

 

借金がなく、1円でもお金があるのなら、金持ちです。

金を貸したり、施したりする人が、本当の金持ちです。