262文字しかない般若心経
般若心経は、すごい。
短い。262文字しかない。
一回唱えるのに、2分半から3分くらい。
覚醒しているけど、過去を振り返らず、未来を案じず、いまこの瞬間にいることって、実はほとんどないんです。
それは、思考した瞬間に、無我夢中から我に返ってしまうからです。
- スポーツをしているとき
- スポーツを全身全霊で観戦しているとき
- 大好きな歌手のコンサートに行ったとき
- 技術の極限を目指し、集中しているとき
- ゲームに入り込んでいるとき
- 眼前の絶景に、我を忘れるほど感動しているとき
現代人は、いまを生きる瞬間の獲得に、価値を見いだしていて、そこにお金も時間もかけます。
般若心経を唱えると、いつでもどこでも、超お手軽に、そんな瞬間を体験することが出来ます。
とにかく唱えることが大切です。
唱えて、初めて、このお経は完成するのです。
知らない言語の歌を、とりあえず歌えるようになるように、般若心経の262文字を、空で言えるようになっておくと、新しい世界が見えてきます。
せっかく日本語が、高いレベルで使えるのですから、現存している奇跡のツイート般若心経に触れてみると、なにかがスパークするかもしれません。
補足説明
般若心経は、西遊記で有名な、三蔵法師「玄奘」さんが、天竺から、中国に持ち帰ったサンスクリット語で書かれた600巻以上のお経を、262文字に要約したものです。
英語圏では、Heart Sutraという名前で親しまれており、ジョン・レノンさんや、スティーブ・ジョブスさんも、このお経とご縁があったそうです。